バキバキの目
バキバキの目
外出先で突然、どうしようもないほどの便意に襲われた。まさに「限界!」って感じで、冷や汗が流れるのがわかるほど。急いでトイレに駆け込んだんだけど、そこで見た光景に思わず声が出そうになったよ。
個室トイレの前に、まさかの10人待ちの行列! みんな同じように顔をしかめてて、もう我慢するしかない。ひたすら自分の番が来るのを祈りながら、膝を抱えて耐え忍んだ。10分、20分…体感的には1時間くらいに感じた。
ようやく!私の番が回ってきた。まさに希望の光が見えた瞬間だった。ところがその時、私の目の前を横切る影が。え? と思ったら、なんと横入りでトイレに入ろうとしてる!
思わず「ちょっと!」って声をかけようとした。でも、その人が無言でこっちを振り返った瞬間、すごい顔をしてた。彼の顔は、なんていうか…バキバキにキマった顔で、まるで別世界から来たような、尋常じゃないオーラを放っていたんだ。
汗をかいてて、限界の顔をしてた。私はただ、その人が個室の中に入っていくのを、呆然と見送るしかなかった。
バキバキの顔が頭から離れなくて、便意も全然なくなってた。次の順位でトイレが空いて、間にあった。人間は限界まで追い込まれるとバキバキの顔になることを学んだ。
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